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Hatena暇ブログ

最近はよく更新するようになった

無題シリーズ1

命とはなんだろう

どこからどこまでが命なんだろう

 

 

「それはねジョニー。情が移ったらそれはもう命なのさ。」

 

「ゼフィルス。その理論だとハエや蟻は命を持っていないということになるんじゃないかな。」

 

「そうさ、ハエや蟻は命を持っていない。何故なら僕は彼らになんの感情も湧かないからだ。」

 

「それでも蟻は生きている、動いている。感情なんて個人によってどう思うかそれぞれ違うんだ。ゼフィルスはこれでも蟻は生きていないと言うのかい?」

 

「ジョニーは今まで食ったパンの枚数を覚えているか?」

 

「覚えているわけないじゃないか。ゼフィルスは覚えているのかい?ほら、覚えていないだろう」

 

「愚問だな、今のは質問ではない。確認だ」

 

「確認だって?」

 

「その通り。僕は今まで食したパンの枚数を覚えていない。しかし誰もが覚えていないわけではないのだ。」

 

「さっきから何を言ってるんだいゼフィルス?」

 

 「聞こうジョニー。君はハエや蟻は命を宿していると思っているのか?」

 

「そうさ。彼らは僕たちとなんら変わらない生物。魂だ。小さいけれど、確かにそこには暖かな命を持っているのさ。」

 

「実に偽善者らしいアンサーに感謝する。じゃあジョニー。ピッグやエッグにも勿論命は宿っているのだろう?」

 

「そうとも。おっと、「同じ命なのに彼らを食べるのは非道だ」なんて言うつもりかい?HAHAHA今更何を言うのかと思ったら。ゼフィルスの言動は全てこのための段取りだったんだね?僕に食物の大切さを思い出させるために。ディナーを行った後に食材に感謝するのはジャパンだけだったと思うけど、僕らもその姿勢を見習わないといけないね。命なのだから」

 

「見当違いな自己完結はやめてもらおう。僕が言いたいのは、」

 

「フゥ・・・言いたいのは?なに?」

 

「じゃあ、何故、人間を食べないのか。」

 

「!それは・・・多分美味しくないだろうし、その前に法律という壁がある。人を殺してはいけないという壁が。」

 

「何故人を殺してはいけないのか?日常のように踏みつぶしている蟻やハエと同じ命なのに。」

 

「人間と蟻は違う。  ・・・ッ!」

 

「先ほど述べていた発言とは真逆じゃないか。やはり君もそう思っているんだね。人間は特別だと。」

 

「・・・わかった。さっきの言葉は取り消そう。蟻やハエは人間と同じ命ではない」

 

「ではどんな命だ?」

 

「小さい、命だ」

 

「容姿のことを言っているのではない。価値の話をしているのだ」

 

「・・・ハエや蟻のほうが、価値は低い」

 

「人間の価値は蟻と比べて?」

 

「・・・人間の価値は、蟻と比べて・・・たか、い」

 

「ハーーッハッハ!!滑稽極まりないな!人間様よ。口先ではあんなこと言って心のなかでは見下していたわけだ。」

 

「見下すなんて!その言い方は酷いじゃないか!!」

 

「他になんていえばいい?鼻で笑っていた、か?嘲笑っていた?気にも留めていない、かな?やっぱり君は最低に最高な偽善者だね。でもそれでいいんだよ。君がどんな奴か僕は知っているんだから」

 

「違う!違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違うんだああああ!!!!!」

 

「違わないさ。ジョニー・ヘル。思えば君は僕が「何故、人間を食べないのか。」と問うたときに、法律や感情を置いて真っ先に味の想像をして否定してたよね。」

 

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

 

「無駄だよジョニー。僕・・・いや、俺様をそんなナイフで切り刻んでも俺様は死なない」

「さっきから俺様の仮面を剥がして目玉をくりぬこうと思って頑張ってるけど・・・あいにくそれは人間の作れる代物ではなくてね」

「君は偽善者。というより異常者だね」

「おいおい諦めるなよ。せめて俺様の血くらいは拭いて出て行けよな。」

 

「やっぱり君は面白いや」