ステイナイトが面白すぎたんで、個人的に好きなシーンをランキング形式で紹介してみたいと思います!
もちろんネタバレの嵐なので、少しでも気になったら見るのやめて、原作をインストールすることをオススメします。
アプリ版があって、さらにセイバールートが無料ですので是非ともどうぞ。
断腸の思いで5位以内にまとめました!
入れたい場面が多すぎて困るぜ。5位から順に紹介していきます!↓
第5位 「来てくれ…いや―――」
セイバールートで慎二と戦ってる最中、令呪を使ってセイバーを呼び出したシーン。
セイバーを戦わせるのに抵抗があった士郎だが、この時初めて自分の意思でセイバーを呼び、戦わせた。
実はこのシーン結構好き。
士郎は最強のサーヴァントであるセイバーを呼び出したというのに、セイバーがバーサーカーに致命傷を負わされた過去がトラウマになっていて、全然戦わせようとしないんです。宝の持ち腐れってやつですね。
だからセイバーがいないところで他のサーヴァントにいいようにされちゃうんですが、この場面は自分だけじゃなくて、学校中の人間が死に面している状況なので、自分の気持ちを押し殺してセイバーの力に頼ります。
呼び出されたセイバーは、まあ強いこと強いこと。
タイマンじゃライダーなんて手も足も出ないくらい。
それが良いカタルシスになったというか、セイバーが無双するのを見て、「待ってました!」とテンションが上がりました。
第4位 「わたしは自分が恵まれているなんて、一度も」
桜に対して辛く当たっていた凛が、最後に本音を漏らしたシーン。
もう取り返しのつかない状態になってる桜を自分の手で殺さなければならないのに、最後の最後で決意が揺らぎ、止めを刺す手が止まる。
いやこれは泣く。
ずっと桜に辛く当たっていたのは、感情の裏返しだったんだなとわかるシーンだった。
幼い頃から拷問の如き仕打ちを受けてきた桜と、才能を開花させ誰もが羨む人生を送ってきたであろう凛。
桜が凛を恨むのは当然だけど、凛は凛でずっと離れ離れになった桜を想って苦しんでいた。
それは桜に比べれば些細なものかもしれないけれど、それでも凛はきっと桜の苦しみを理解してたと思う。
だから桜を殺すことができなかったんだなって。
他2つのルートでは容赦なく士郎に攻撃してた凛。その彼女が止めを刺せず、むしろ命を差し出したという時点で妹を想う気持ちは相当なものだとわかる。
それが俺の涙腺に拍車をかけたのであった――。
第3位 「夢を織る機械」
桜を助けた後、暴走する聖杯を1人で壊しに行く士郎。
過ぎた力を使った代償として、無数の剣が士郎の体を貫き、少しずつ記憶も失っていく。
そんな中最後の投影で生み出した剣は、空想の聖剣。
桜ルートのノーマルエンドでしか見れないシーン。
もう数分前の記憶すら霞んでいて、さっきまで自分に力を貸してくれたライダーの名前さえ覚えていない。
自分を蝕む剣が脳にまで達し、生きることすら考えられなくなった状態でも、士郎が最後に生み出したのはセイバーのエクスカリバーだった。
俺は桜ルートのノーマルエンドが物凄く好きなんですが、その最たる要因がこれです。
トゥルーエンドにはない、「士郎がエクスカリバーを使って聖杯を壊す」というセイバールートのセイバーと全く同じことをするシーン。
描写されてないだけで、ポーズや掛け声も丸っきり同じだったに違いない。
士郎はきっと、セイバーの事を記憶に残すのではなく刻み込んでいる。
だから投影できたんじゃないかなと思う。
他2つのルートをやってたらとても感慨深いシーンになるね。
第2位 「―――ついて来れるか」
バーサーカーが桜の手に堕ち、より狂暴になって士郎とイリヤを襲う。
あらゆる手を尽くしてバーサーカーから逃れようとするが、とうとう追いつめられてしまう2人。
士郎はイリヤを守るため、絶対に使ってはいけない左腕の力を解放した。
2位と3位、ほぼ同列です。
ただ、こちらの方が激熱で俺好みだったので2位に持ってきました。
士郎は以前、とある出来事のせいで左腕を失い、アーチャーの腕を移植しています。
けれどそのアーチャーの腕というのがとんでもない代物で、投影魔術を少しやっただけで過敏に反応し、それだけで命を落としかねないほどの副作用が残りました。
凛やイリヤからは絶対に左腕を使うなと警告されますが、バーサーカーとの戦いで士郎は左腕の力を解放します。
ここ、BGMも相まって熱いのなんの!!!
士郎とアーチャーの共闘。
人間の衛宮士郎とサーヴァントの衛宮士郎が融合したと言っても過言ではないだろう。
人間であっても守護者であっても、他の誰でもない衛宮士郎自身の力でバーサーカーと打ち合う構図は、心打たれた。
士郎をより好きになったシーンでした。士郎は左腕を解放するのを心底恐れていたんだけど、イリヤのために迷いなく解放したのは本当にカッコいいし、誰よりも主人公してたと思う。
「トリガー・オフ」
俺も神絵師の真似するとき言うわ
第1位 「言いたかった事はそれだけですか」
セイバーをデートに誘った士郎。
その帰り、橋上で今まで言えなかった自身の思いをぶつけ合う士郎とセイバー。
お互い自分の意見を譲らず強い言い争いになり、士郎は勝手にしろ、とその場を去ってしまう。
これが俺的fateランキング1位のシーンだ。
誰も予想しなかっただろう。と俺が予想してみる。
言葉にするのが難しいから長くは語れないけど、俺はこのシーンが一番好き。
夜になって士郎がセイバーを探しに行くんだけど、セイバーはどこにも行かず、あの橋の上でずっと佇んでいたってところが特に好き。
橋で喧嘩する前に
「帰りは歩いていきましょう」
と提案するんだけど、そこが少し切ない。
残された数少ない時間、セイバーも士郎と一緒にいたかったのかなって
自分の命を顧みず他の誰かを助ける士郎と、人々の笑顔の為に感情を殺して王になったアルトリア。
セイバーは聖剣の鞘が士郎の中にあるから呼び出されたと言ってるけど、ひょっとして鞘がなくても呼び出されたんじゃないかな。
自分に似てるサーヴァントが召喚されるというし、士郎とセイバーは本当に根っこが似てる。
セイバーの願いは「王の選定をやり直す」
アーチャーの願いは「衛宮士郎を殺す」
どちらも自分の過ちをなかったことにしたいのと同じ。士郎も結局はセイバーと同じ結論に至るのだから、口でなんと言ってもセイバーに通じるハズがなかったんだと思う。
そういう意味で、アーチャーvs士郎はセイバールートと通ずるものがある。
「間違いなんかじゃない!!」というセリフはきっと凛ルートのセイバーにも刺さっただろう。
何が言いたいかというと、
士郎とセイバーの関係は尊いなあ~
ってことです。
以上で俺的名場面ランキングは終了です!
最後まで見てくれてありがとうございました!!
本当はもっと入れたい場面があったんですけどね!
5位じゃ全っ然足らなくてさ!!
fateは全部好きです。その中で、俺が絶対にはずせねえ!!ってシーンを厳選しました。
いやー語った語った
次は好きな表情ランキングだな……